1人アドベントカレンダー1日目「スタートCommon Lisp」


スタートCommon Lisp 2011年8月20日(土) 13:00 - 18:00
http://partake.in/events/b1142734-a534-4158-8da1-bddf75be5563


初めての勉強会への参加です。

4月にスマフォを買ってからTwitterがぐっと身近なサービスとなりLispクラスタの方々をフォローしまくった所、ついに「スタートCommon Lisp」という勉強会がある事を知り、嬉しさ半分、恐怖半分で参加してみる事にしました。

Lispは「初めての人のためのLISP 増補改訂版」を1/5程度読んだだけで、まともに書けるレベルではありませんでしたが、『この夏、Common Lispを始めよう!』という初心者向けのキャッチフレーズだった為、あまり心配はしてませんでした。

そして惨敗(笑)


まず、私は10分程余裕を見て到着する予定だったのですが、会場の「アリエル・ネットワーク株式会社」さんのビルがわからず5分程遅刻。
twitterで会場わかんな〜いとつぶやきながら到着したら、つぶやきを見てくれたのか主催者の方がドアの所まで迎えに来てくれました。

会場はビルの会議室の一室。キレイな所で20名程既にいらっしゃいました。
私も着席して、いそいそとノートPCをセッティング。

そして、主催者の方から環境構築の説明がはじまります。

「Editorは何使ってますか?」

どーやら、みなさんEmacsを使ってる模様。私は当時サクラエディタ使いでしたが、そんな事を言い出せる雰囲気ではなく(^-^;

その時の他の方のつぶやきを引用すると、

『スタートLisp勉強会… スタートとは何を意味するのか、 対象者である初心者の定義とは何か、 入門セッションとはどこまで広く深くやるべきなのか、 そもそもなぜ全員が示し合わせたかのようにEmacs使いで、 発表もそれを前提として行われているのか、 全てが謎で御座いまする(帰りたい』


続いて、主催者様が使用OSの確認。

「えー、みなさんOSは何使ってますか?Windows使ってる方っているんでしょうか?」

恐る恐る私が手を挙げると、会場内でWindowsユーザはたったの3人!

「あー、WindowsはCL環境構築が大変なのでちょっと厳しいですね。」

他の方のつぶやきを引用すると、

『#start_cl はまず windows を消すところから始まるのか…』


実は私が持って行ったlenovo ThinkPadX121eはその日の朝に届いたばかりの超おにゅー!
本当に最低限の、ファイラ、ランチャ、エディタだけコピーしただけとゆー環境。

私はめげずに、この環境でインストールが可能なLinuxディストリ「ubuntu」に手を出します。

主催者様がLispを便利に開発する環境「SLIME」のインストールを指示をされてから10数分後、

主催者様「SLIME のインストールできましたか?」

心の中で自分「いえ、私はOSのインストール中です。」


とまあ、そんなこんなで、「スタート」という名前が付いているのにレベルが半端なく高かった勉強会です。他の方のつぶやきを引用しますと、

『皆さんご存知かと思われますが、一応紹介しておきますとSICPのn章にこのような記述が〜」が罷り通る初心者向け勉強会とは???』
『帰りたぁーい(満面の笑顔で』


スタートという言葉に惑わされて、予習と準備を怠った結果は無残でした(笑)
内容が、とにかくハイレベルすぎて10分の1も理解できませんでしたが、これはこれで刺激になりました。

かろうじて覚えている内容

  • 処理系としてSBCLが有名だがコンパイルが遅いので開発はClozureCLがお勧め
  • 深町さんがClackを作られた。Clackが何というのが私にはよく理解できなかった所で・・・。フレームワークでは無いんですよね?フレームワークはCavemanを作られていたので。
  • 開発環境は、Emacs+SLIMEが良い。Vimは全くお勧めじゃなかったようですが、今では一応VimでもSLIMEが使えるようになってますよね。
  • CLOSは「クロス」と読む。「シーロス」って読んでた。肝心のCLOSを何で使ってるとか忘れちゃいました。

しかし、今まで知らなかった世界を垣間見る事が出来、自分的には凄くプラスになった勉強会でした。